ボートレース用語辞典「カ行」

2018/09/18
回転数
モーター(クランクシャフト)の毎分当たりの回転数のこと。単位はrpm。
海水
海の一角を区切ったボートレース場の場合の水質は海水である。海水は淡水よりも柔らかく浮力がつく
かかり
ターンマークをターンする時、ボートとプロペラが水をとらえる度合のこと。
確定
着順や払戻しが正式に決定すること。
拡連複(拡大2連勝複式)
1着から3着までに入る2艇を、順位にかかわらず当てるもの。選んだ2艇が1-2着でも、1-3着や2-3着でも当たりとなる。
カド
スタートラインに対して、いったん後ろに引いてから思い切り助走してダッシュスタートする艇のうち、一番内側の艇のこと。
カポック
レーサーが身につけている救命胴衣のこと。レーサーにとっては身体を守る重要なものである。
企業杯競走
GⅢ競走で、企業がスポンサーになって冠をつけた競走。出場レーサーの顔ぶれも豪華でA級レーサーが5割程度を占める
競走水面
ボートレースが行われる競走用水面のこと。
競技規程
ボートレースを公正かつ安全に実施するために定められた規程
救命胴衣
レース用の救命胴衣は、落水したときのために浮力があることはもちろん、プロテクト力を重視したものを使用している。内部はヘルメットと同じ構造でFRP板と発泡体から構成され、外部からの衝撃を緩和してレーサーの胴体を保護。
級別審査
レーサーの級別を決めるための審査。審査対象となる期間と基準が設けられている。級別審査の対象期間は毎年2回、前期が5月1日~10月31日(適用:1月1日~6月30日)、後期が11月1日~4月30日(適用:7月1日~12月31日)。勝率、複勝率、事故率などを基準に決められる。レーサーは、昇級や現級を確保するため期末にあたる4月と10月は勝負駆けとなる。
級別
レーサーは6ヶ月間の成績(勝率、複勝率、事故率、出場回数)に応じて、上からA1級、A2級、B1級、B2級の4つのランクに分けられる。各級のレーサーの比率は、全レーサーに対してA1級=20%、A2級=20%、B1級=50%、B2級=それ以外のレーサーとなる。
キャブレタ
モーターのパワーユニット部分。キャブレタを日本語に訳せば「気化器」のこと。燃料と空気を取り込んで、モーターの中で燃焼しやすいよう霧状の混合気にして送り出す部品のことをいう。キャブレタ調整によって、モーターの性能も変わってくるため、レーサーの腕の見せ所といわれている。
キャビる
正しくは、「キャビテーション」といい、水の中の気泡によってプロペラが空転状態になり推進力がなくなって減速することをいう。
ギヤケース
モーターの一部品で、プロペラを取り付けるところ。パワーユニットが生み出す水平方向の往復運動はクランクシャフトで垂直方向の回転運動に変えられ、ドライブシャフトを回す。
航跡
ボートが走った後にできる引き波のこと。引き波を超えていく際は通常よりモーターのパワーが必要となり、加速する上では不利となる。そのため、レーサーはいかに引き波の影響を受けずに走るかを意識して走っている。
コックピット
レーサーがボートに乗艇するところ。
今節(こんせつ)
当該レースの開催期間のこと。ボートレースは最大7日間(通常4?6日間)、連続でレースが開催されており、その期間全体のことを節という。
コース取り
スタート前の待機行動でそれぞれ狙ったスタートコースを主張し合うこと

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